岐阜開成学院
(つくば開成高等学校学習等支援施設)
岐阜開成コースの特徴
岐阜開成コースは、落ち着いた環境と穏やかな人間関係の中、通信制高校の学習を通して学力を伸ばすと同時に、大学進学などそれぞれの進路を目指しながら社会問題やクリエイティブなど選択した分野を学ぶことができる少人数制の特別なコースです。週1回・他の生徒下校後の1時間貸し切りが可能な「ナイトプログラム」も利用できます。
他のコースのご案内はこちら↓
大学進学に向けて心と学力を整える

通信制高校・サポート校では推薦での進学が多く、一般受験で大学進学する人は少数派です。
しかし大学での学びに対応できるだけの知識や文章力・読解力を鍛えることなく進学してしまったため、授業についていけず退学してしまう人も少なくありません。
近年は前述のような結果から大学も通信制高校出身者への推薦入試の基準を厳格化しています。また通信制高校・サポート校 での学習指導が十分でないと、塾・予備校などに通って自力で勉強しなければならず、精神的・金銭的負担がかなり大きくなります。
岐阜開成学院では、大学進学を目指す生徒には一般入試や大学の授業で通用する学力をつけることを最低ラインの目標に設定しています。通信制高校のレポート学習と受験勉強を連動させ、二度手間や無駄の無いよう学習プランを作成します。
大学では「やらされる勉強」ではなく「主体的な勉強」が必要になります。大人から強要されるのではなく「逃げない・サボらない・やり抜く」学びを身につけないと続けることはできません。心の問題の先送りで入試だけ突破しても無意味です。この「非認知能力」向上のために個別対話を重視した進路カウンセリングを行っています。
対話的な少人数個別対応教育
岐阜開成学院は、学年やクラスにとらわれない少人数・個別対応の学び場です。それぞれの目標やペースに合わせて、ゆったりと自分らしく学べます。
誰かと無理に比較したり、集団行動に合わせたりする必要はありません。お互いを尊重し合う中で安心して過ごせる関係が築かれており、面倒な人間関係のストレスから解放され、自分の成長に集中できる環境があります。
対話を通じて自己理解を深め、自分の未来を自ら描く力を育む——そんな学びを私たちは大切にしています。

岐阜開成学院の「本物の進路指導」
当学院は、
学力と進路に合わせて分からないところからじっくり学ぶので、「ついていけない」「わからないままにする」がありません。
それぞれの目標に合った方法で一生役立つ学びの習慣を身につけながら実力を伸ばします。

また、岐阜開成学院には「本物の進路指導」があります。
”入れそうな大学を教えてもらうこと”は進路指導ではありません。
やみくもに勉強や大人の価値観を強制するのではなく、じっくり職員と対話しながら信頼関係をつくる。そしてどのような進路に進むべきか一緒に考えながら目標を明確化し、学びの質を高める。
これが岐阜開成学院の進路指導です。
日本の私立大学のほぼ半数が定数割れです。大学はもう望めば誰でも入れるものなのです。
大学はレジャーランド?とりあえず大学?そんな時代はとうに過ぎ去りました。
大学は学問を修める場です。
大学に入学しただけで満足するようなひとは先々苦労するでしょう。
ましてや努力不足でも入ることができたなら尚更。
学歴とは入学歴ではなく学習歴です。
問われるのは何を学んだのかという質。
そして学ぼうというマインドなのです。
塾や通信制高校・サポート校の大学進学率など全くの無意味です。
正当な努力を重ねて興味関心のある学問を修めるための進学でなければお金の無駄です。
「進学専門」を謳うことに広報効果以外の意味はありません。
努力もせず手に入れた学歴はこれからの時代通用しません。
進学するしないにかかわらず、自分なりの正当な努力をするというマインドこそ高校時代に身につけるべき最も大切なものなのです。
当たり前の話ですが、正当な努力をしない生徒、進学するレベルに達しないと判断した生徒には学校推薦申請の許可は出しません。
ぬるま湯に浸かり何もしない者は成長しないし幸せを得られない。
岐阜開成学院の進路指導の基本姿勢はそこにあります。

旅は若者を成長させる
当学院では、通信制高校のスクーリングを岐阜(理科・体育・家庭などの一部実習)と札幌で集中スクーリング形式で行います。

若者は旅をすることで目覚ましい成長を遂げることがあります。本校でもその例に漏れず生徒たちから好評のイベントとなっています。
みんな集団行動が得意なわけではありません。最初は不安を感じていた生徒も自宅から離れた環境で集中して学ぶことで普段より学習の成果が向上したり、無理のないグループワークや自由度の高い観光を通じて仲間との関係も深まり、忘れられない思い出となります。少人数・個別の利点を活かし、移動手段・泊まり方・訪問場所など柔軟で多様な自由度の高い行動で自主性と一体感・達成感の高まりを成長と同時に感じる数日間となります。

中学時代や転校前の学校で宿泊を伴う行事に良い思い出がなかったり、苦手だと感じている人にこそ、岐阜開成学院の集中スクーリングに参加してほしいと思っています。管理されて連れまわされる集団行動にはない自由で充実した時間を過ごしましょう。
保護者の方の不安や期待値を遥かに飛び越えて、できることがどんどん増えていきますよ。表情がどんどん明るくなります。職員が全てに寄り添い普段以上の手厚い対応でサポートしますのでご安心ください。


転入希望の生徒に選ばれる学校です
岐阜開成学院および通信制高校への転編入はいつでも可能です。
修得済みの単位や出席した期間は新しい高校でも使えます(実業系の科目など例外あり)。
※新入生(高校に入学したことのない人)は4月と10月のみ入学可能です。
岐阜開成学院のほとんどの生徒は転校経験者です。
全日制高校だけでなく通信制高校からの転校も少なくありません。
自分のペースでスムーズに学習を開始することができるため、出来るだけストレスを減らして新しい場所での学びをスタートすることができます。
また、悩みに正面から向き合ってきた生徒たちはみな優しいです。
基本は個別学習、転入生は特別な存在でもないので、自然に新しいメンバーを受け入れる雰囲気と体制が整っています。
きっとすぐに馴染むことができるでしょう。
生徒がいる時間に見学に来ていただくと雰囲気がよく分かると思います。
岐阜開成学院が転校生に選ばれる理由を肌感覚で感じてください。

「もうひとつのお茶の間」でホッとする学び
教室は緑あふれる落ち着いた雰囲気です。
教室にはカウンター席・センターテーブル・個別机・お茶の間など、自分に合ったスペースが用意されています。コタツやたこ焼き、鍋を囲むこともある“もうひとつのお茶の間”は、生徒たちにとって心が落ち着く特別な場所です。
誰かとお茶を飲んだり、ごはんを食べたり、悩みを話したり。家でも学校でもない、安心して過ごせる居場所がここにあります。
岐阜開成学院には派手なイベントやかわいい制服などキラキラ感はありません。でも、カフェや居間のようにくつろげて、自分らしくいられる空間があります。
何のために学ぶのか、どう生きたいのかを見つめなおしたい人にとって、この場所はきっと意味ある時間をくれるはずです。

行事と活動例

アクティブラーニング(探究学習)
通信制高校の教科「総合的な探究の時間」の課題としてグループで調査・取材を行い、スライドとナレーション原稿にまとめ、発表しました。

・2022年度「岐阜の温泉について2」
・2023年度「岐阜の温泉について3」
・2024年度「北広島市の街づくりについて」
・2025年度「フェアトレードの現状と未来」
「柳ケ瀬の過去・現在・未来」
「岐阜空襲について」
「Webアプリを作る」

集中スクーリング




教養と対話を育てる特別授業
世界のさまざまな社会問題を扱ったドキュメンタリーフィルムを観て率直な感想を話し合いながら理解を深めたり、日本語学校との交流授業で留学生と親交を深めたり、マネーリテラシーを対話的に学ぶ講座、クラフトやバンド体験などのクリエイティブな特別授業のほか、社会見学・美術鑑賞・大須ツアーなど校外学習も人気の特別授業です。




進路状況
よくある質問
学習方法などについてはこちら
- 学歴はどうなりますか
- 本校入学と同時に通信制・単位制高等学校に入学し、規定の単位を習得するなどで高等学校の課程を修了すれば高等学校卒業となります。
- 勉強についていけるか不安です
- あなたの学力や目標に応じて勉強していくので心配ありません。基礎からトコトン学べますよ。
- 塾にも通う必要がありますか
- 難関私大・国公立大ならともかく、中堅私大や共通テストレベルなら基本的に必要ありません。
- 入学(転入)はいつできますか
- 転入学・編入学は3年生の場合12月まで。1.2年生の場合は1月まで可能です。新入学(中3の進学)ができるのは4月と10月の2回です。いきなり入学するのが不安だったり、入学時期が来るまでの間はスタディースペース(フリースクール)で学ぶことも可能です。
- 20歳なんですが学校になじめますか
- 基本的に個別対応で、他の生徒ともゆるいつながりなので大丈夫!在校生は皆同じような経験をしてきた人ばかりなので新しい生徒を自然に受け入れてくれていますよ。
- どんな服装で登校すればいいですか
- 制服はないので好きな服装で登校してください。自転車通学の人は教室に着替えを置いていたりします。
- アルバイトしたいのですが、どうしたらいいかわかりません
- アルバイトは部活のようなもの。学習に差し支えない程度にチャレンジしてください。得られるものはお金だけではありません。キミの働く意欲を応援します!仕事探しから履歴書の書き方、面接の受け方などバッチリサポートしますよ。
- 「これは対応できない」ということはありますか
- 主な内容としては:ほとんど登校せずに単位を取ること、レポートをPCで作成・オンライン提出すること、他の生徒に恐怖感や不快感を抱かせるような特性のある生徒の受け入れ、などがあります。くわしくはお問い合わせください。
代表メッセージ

はじめまして。岐阜開成学院代表の山本卓司です。
私はこれまで20年以上、通信制高校やサポート校の現場で、数えきれないほど多様な高校生と出会ってきました。そこには、学校に馴染めなかった生徒もいれば、自分のペースを大切にしたいと願う生徒もいて、一人ひとりに物語がありました。彼らとの日々は、私にとってかけがえのない学びと喜びの連続でした。
私が岐阜開成学院を立ち上げたのは、大手の通信制高校やサポート校ではカバーしきれない、「少人数・個別対応・長期的視野に立った支援」を本気で実現したいと感じたからです。
確かに、それは効率の良いことではありません。時間も手間もかかります。
でも、若者が本当に力をつけるのは、そうした“非効率”の中にこそあるのだと私は信じています。
疑問に立ち止まり、対話を通して自分と向き合い、何度もやり直しながら一歩ずつ進む——。そんな試行錯誤の積み重ねこそが、未来を切り拓く力を育てるのです。
今、多くの若者が“進路は自己責任”“分からないなら塾に行け”と突き放され、安心して悩みを共有できる居場所を失いつつあります。けれど本来、若者の進路とは、妥協でも大人の価値観の押しつけでもなく、「自分の意志で考え、納得しながら選ぶもの」ではないでしょうか。
岐阜開成学院は、そうした真の意味での「進路選択」を支える場所でありたいと考えています。
小さな対話を積み重ねながら、自分なりの目標を見つけ、それに向かって正当な努力を重ねていく。時には立ち止まり、道を変えることもある。けれどそれも含めて、“自分の人生を自分でつくっていく”という学びを大切にしたいのです。
たとえば、かつて「人生終わった」と思って通信制高校へ転校してきた生徒が、少しずつ自信を取り戻し、やがて誰もが驚くような進路を選び、自分らしく社会で活躍する姿を見るとき、私は何よりも深い喜びを感じます。
岐阜開成学院は、何もしなくても許される“ぬるま湯”ではありません。
けれど、困ったときには必ず寄り添い、背中を支え、そしていざというときには「行け、大丈夫だ」と背中を押せる、そんな存在でありたいと思っています。
若者の可能性を信じ、挑戦を応援する愛と厳しさのある場所。
それが私たち岐阜開成学院です。
生徒のみなさんへ
“とりあえず高卒”になれば何とかなったのは昔の話。新しい時代に合ったやり方で「食っていける人」にならなアカンよね。やってみたいこと、取り戻したいものは何?やりたかったこと、自分のこと、自信がないからとあきらめてへん?
岐阜開成学院はあきらめていたこと、自信がないけどやりたいことに挑戦する場所です。そのチャレンジを私たち職員や先輩・同級生など岐阜開成学院の仲間たちがサポートします。自分で自分の「ホントの声」を聞いてみてください。そこからあなたの未来がはじまりますよ。
「あなたのことをあなたと一緒に考える」岐阜開成学院でお話してみませんか。教室で会いましょう。
保護者のみなさんへ
初めてのことだから本当にしんどいですよね。大人だからっていつも強いわけじゃないし簡単に人に話せるものでもない。お子さんと一緒に心がボロボロになったり、情報が多すぎてどうしたらいいのか分からなくなったり。でも、どうか孤立しないでください。そんなあなたのために、岐阜開成学院があります。今抱えているそのしんどさ、私に分けてください。
このサイトは私ひとりで制作しました。それはご自分の頭で真剣に考え、検索し、HPを読み込む・・・まさに今これをご覧になっているあなたに岐阜開成学院の「ホントの声」をダイレクトに届けるため。そして岐阜開成学院の教育理念と保護者のあなたの想いをマッチングさせて一緒にお子さんを見守り育てる「スペシャルチーム」を作るためです。
心にためていたモヤモヤ、話しに来ませんか?お茶飲んで話しましょう。少しでも安心していただけたら嬉しいです。
神戸市生まれ清須市育ち。元通信制高校学習センター長。通信制高校の生徒と向き合い25年。温泉と焚き火とドラゴンズをこよなく愛するデッカいオッサン。バックパッカーとしてアジアの島々を周ったり、大型バイクに乗る一方、吹奏楽でチューバを20年、バンド経験もあり。その他映画のエキストラやデブモデルの経験など、チャレンジ精神と出たがりは芸人一家である父方のDNA。人生の大半を社会人大学生として常にどこかしら大学に所属して何かしら学んでいる。
お気軽にお問い合わせください。058-215-9432受付時間 10:30-17:30
[祝日・年末年始・盆休等を除く]