ぎふけん
NHKの朝ドラ「半分、青い。」見てますか?
私は主人公たちフクロウ会の面々と同い年、
しかも岐阜なので思い入れたっぷりに視聴してきました。
数日おきに朝6時くらいから録画したのを観る生活。
美しいセリフ美しい場面。
でもそこには人間の本質がシッカリあります。
朝ドラらしからぬリアルな人間描写に
賛否両論あるけど私は好きです。
先週の放送から。
「死んだらあかん、
友達なんて無理して作らんでええ。
辛くなったらボクに会いに来て、ワン!」
岐阜犬(ぬいぐるみ)は人間関係で悩み、
死を口にした中学生と思しき女の子に
優しく語りかけました。
この時期特に思い悩み、
「学校に行くか死ぬか」
に追い込まれる生徒がいます。
逃げるとか休むという選択肢が
そもそも自分の中に存在しないのです。
しなやかで強くて、そして優しい
岐阜犬=和子さんの言葉。
同じように悩む若者たちに届くといいな。
そんな和子さんと律のラストシーン、
ボロボロ泣いてしまいました…。
「逃げてもいい」と大人たちが発信すると、
無責任だなんだと批判の声が上がります。
「イヤなら行かなきゃいいじゃん」
って軽く言うけど、
その選択が存在しない世界を想像できるのか、
と言いたいです。
ある卒業生は中学時代それを経験しました。
あの時たまたま死ななかっただけだと言います。
そして私にこう言います。
「声を上げ続けて欲しい、
あの時の私みたいな誰かに
メッセージが届くよう
発信し続けて欲しい」と。
だから
眠れない夜を
孤独に過ごしているかもしれない
中学生・高校生に伝えたい。
逃げよう、
今いる場所が世界の全てじゃないよ。
キミの場所は必ず見つかるから。
命削ってまで行かなきゃいけない
学校なんて必要ない!
繊細な若者たちは瞬時に
大人の欺瞞を見抜きます。
そんな連中にウンザリして
心を閉ざすことも少なくありません。
そんな若者たちが求めるのは
嘘くさくない人がいる場所です。
そんな場所、結構あるんだよ。
新聞などでいろいろな相談窓口を紹介しているけど、
もちろん私たちも歓迎します。
電話でもいいし、
お茶のみに来るだけでも構いません。
保護者の方だけでも生徒だけでも
大丈夫ですよ。
そのしんどさ、分けてください。

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