RDP稽古②

2018年7月29日

ラジオドラマプロジェクトの目的のひとつに、
ドラマづくりを通して
自己内対話と他者との対話を繰り返しながら
自己理解-他者理解、自己受容-他者受容を獲得する、
というものがあります。

知識と経験をベースに自己を形成していく。
そのひとつの手段として稽古を捉えています。

様々な年代に共通した問題があります。
それは「自己肯定感の低さ」です。
自己肯定感の低さはストレスを呼び、
向上や変化のチャンスの芽を摘みます。
理解と受容は肯定の基盤です。

自己を理解し受容しながら形成していく。
これは生きる力を形成するということと同義です。
この力が更に自分を変化させたり、
未来へ進むモチベーションを高めます。
そしてその生きる力の強さは、
自己肯定感と比例します。

支援者や指導者として大人がそれに
どのように貢献するのか。
寄り添い方、声の掛け方にそれが反映されます。
単に褒めるだけではダメです。

今回の指導陣は、
参加者に対し受容的な姿勢を維持しながら
プロの厳しさも感じさせる。
決して子供扱いせず尊重するスタンスがある。
本物に触れることの価値がそこにあります。
真摯な姿勢に真摯に応える関係性が出来上がります。
そこに自ずと結果が付いてくるのです。

まだたった2回ですが、稽古の中に
コミュニケーションの核となるものがありました。
そして教育の本質があると感じました。
それはともすれば教育を本職とする者が
慣れや先入観の中見えなくなってしまうもの
ではないかと感じました。

今回も、
「学ぶとは何か」
「教えるとは何か」
気づきに溢れた時間でした。

演劇には、人間の根源的な営みにおいて
大切なものを育むチカラがあると感じました。

演劇という表現活動が
どれだけ多様な要素で構成されているか。
その深淵さに触れることは、
参加者にとっても私たち大人にとっても
得るものは大きいと感じています。


参加者には毎回振り返りとして
自己評価のワークシート記入をお願いしています。
今回はどんな自己内対話があるのか。
楽しみです。