岐阜県版若者・ひきこもり協同実践交流会

2018年7月12日

16日(月祝)に開催される、
「岐阜県版若者・ひきこもり協同実践交流会」にて
活動報告をします。
それに伴うアンケートを提出したのですが
そのまま転載してみます。

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団体名:岐阜開成学院(フリースクール)
報告者名:山本卓司
連絡先: 058-215-9432 
活動エリア: 岐阜市に教室あり(岐阜県岐阜市金宝町2-5-1クニイビル4F )
参加条件:西濃・尾張地区の10代~20代の若者

どんな活動をされていますか?

フリースクールとして、アルバイトなど生活全般のサポート、
通信制高校生へのサポート、高認試験・大学受験・高校受験への対応、
通信制大学生へのサポート、その他資格試験などの学習全般への対応、
手芸・クラフトの作品作り(自由参加・minneにてショップを運営しています)
岐阜クラフトフェアなどフリーマーケットへの出店(自由参加)

なぜその活動をされているのですか?

通信制高校に20年かかわってきた中で、包括的・継続的支援の必要性や、
少人数でじっくり個別に対応できる場所の必要性を感じ、フリースクールとして
2016年に独立しました。

活動をしていて大変なことはありますか?

様々な状況の生徒と出会いますが、大変と思ったことはありません。
むしろ人生の大切な場面に立ち会わせてもらえることに感謝しています。
大変なことがあるとしたら・・・資金繰りです。
自分の生活費はアルバイトで捻出しています。

みんなと交流してみたいことはなんですか?

若者の進路に対する選択肢は無数にあります。
その多様性に関する情報を発信したいと思っています。
また、評価至上主義ではなく興味関心でゆるやかにつながる場所を
作りたいと思っています。
みなさんがどんな場を作りたいのか、どんな場が必要なのかについて
意見交換したいです。

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下記分科会に参加します。
その他興味深い分科会ばかりです。
少しでも興味ある方、ぜひご参加ください。

【6】不登校・学齢期とのつなぎ

「学校に行けない」という状態にある不登校の子どもたちと、「社会に出られない」(出ていく先がない)という状態にあるひきこもりの若者たちとは、かなり共通したつらさを抱えていることも多く、両者一体のものとして支援が展開されていることも少なくありません。しかし、「不登校問題は学校・教育委員会、ひきこもり問題は保健・福祉」など、両者が別問題として扱われ、分断されてしまうこともあり、その「つなぎ」をどう考えていくか、というのは切実な課題としてあります。

また、「不登校」というとどうしても義務教育段階の小中学生に目が行きがちになりますが、高校生年代における不登校や未就学状態にある子ども・若者も少なくありません。しかし高校生年代になると、なかなか市町村のサポートも行き届かなくなり、社会との接点を失ってしまうという場合も少なくありません。そんな「はざま」に置かれた子ども・若者たちに対し、わたしたちにできることは何か。行政機関・学校教員・民間支援者それぞれの立場から、この問題を考えていければと思っています。

〔報告者〕
*村田伊津子さん(岐阜市子ども・若者総合支援センター「エールぎふ」副所長)
*可知井大三さん(元教員)
*山本卓司さん(フリースクール 岐阜開成学院)
*佐藤真紀さん(一般社団法人ぎふ学習支援ネットワークなど)
〔世話人〕山田朋子(べんぽすた)、南出吉祥(JYCフォーラム)

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「岐阜県版若者・ひきこもり協同実践交流会」
2018年7月16日(月) 10:00 – 17:00
瑞穂市市民センター